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【西洋医学VS東洋医学】 結局どっちがいいの?〜東洋医学の弱み編〜

2018.05.25 | Category: 未分類

 

こんにちは!

松山鍼灸整骨院 三浦です^ – ^

 

 

前回は東洋医学の強みとして、数千年の経験から一人一人に合わせた副作用のない自然的な治療ができるということを取り上げました。また、予防医学の分野でも力を発揮でき、これからの医療においても重要な役割を担っていくことが予想されます。

西洋医学の強み・弱み、東洋医学医学の強みとお伝えしてきて、4回目の今回は東洋医学の弱みについてお話ししていきたいと思います。

 

 

 

①外傷、感染症など緊急を要する症状に対する手立てが乏しい

 

 

前回、東洋医学の治療として、鍼灸・あんま・指圧・漢方があることをお伝えしました。そしてこの治療法は、基本的に「体質を改善して自己治癒力を高めていく」というものです。

 

外傷や感染症に対する治療も例外ではありません。このような症状が発生した場合は、治療によって傷口が早く治すように、感染症に打ち勝つために免疫力を高めるといった方向で考えていきます。しかし、このような症状の初期段階は、一刻も早く傷口を塞ぐ、また感染症であれば、他に感染しないように症状を抑えるということも重要になってきます。この分野の手立ては、残念ながら東洋医学の治療方法では対処し切れないものがあるのも事実です。

 

特に命に関わるような緊急性が高いものであればあるほど、西洋医学に比べて治療方法の観点からできることが少なくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

②術者によって効力の違いが大きい

 

 

東洋医学での治療方法は「漢方」以外の鍼灸・あんま・指圧では、術者が直接患者にコンタクトするというものです。そのため術者の技量が治療結果に大きく反映されます。治療内容についても、各治療師、各治療院で本当に様々です。

 

検査でも、顔色・脈・目・舌・左右のバランスなど、基本的に数値化できない「見た目」で判断していきます。ですので、ここにも術者の経験や知識といったものが要求されてきます。

 

西洋医学では、検査も数値化・画像化して、処方される薬も一律のため、どこの病院を選んでも一定水準の効果が期待できます。

 

 

また、直接のやり取りの中で、治療が行われるので、患者と術者の「相性」というものもあります。技術の高い先生でも治せない症状が、経験の浅い先生の治療では治るということもあり得ることなのです。

このようなことから、東洋医学の治療を受けるためにどの先生、どの治療院を選ぶかということは西洋医学に比べて非常に難しいものと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

③科学的に証明できない事柄も多い

 

 

東洋医学の最大の弱点?といってもいいのかもしれません。それは何と言っても「怪しい」(笑)。そう感じている人も少なからずいると思います。それは、「科学的に証明できない」ことが多いという理由が挙げられます。近年では、東洋医学も科学的な解明や証明が進んできています。鍼やお灸の効果も解剖学または生理学の観点から証明できるようになってきました。しかし、現代の科学でもまだまだ解明できていないことが多いのも事実です。

 

 

 

「ツボ」とはなにか?

 

 

ツボを押したり、鍼をしたり、お灸をすることで、神経・特に自律神経に働きかけるとされています。自律神経は血圧や呼吸、体温などを調節する人体の生命維持に欠かせないもので、自律神経に働きかけることで体の不調を整えていると考えられていますが、確実な証明はまだなされていないのが現状です。

現代に伝わるツボは、東洋医学が長い歴史の中で積み上げてきた検証に基づいたもので、その数はWHO(世界保健機構)に認知されている数だけでも全身に361ヶ所あるといわれています。このツボの健康効果についてはこれまで長い間議論されてきましたが、実は科学的な根拠に基づく証明はされていません。

 

 

 

 

 

「気」というものの証明の難しさ

 

 

どうして「ツボ」というものが科学的に証明されていないのでしょうか?これには、東洋医学の概念で重要な「気」という存在があります。東洋医学では、血液の流れとともに、この気の流れが良いことが健康にとって重要なことだと考えています。この概念は西洋医学には全くない、東洋医学独自のものになります。しかし、この目に見えない「気」というものを現在のところ画像化したり、数値化できていないために存在そのものを疑問視する意見も少なくありません。このツボが科学的に証明できないのは、そもそもツボは「気の集まるところ」とされているからです。

 

 

 

 

 

④考え方、価値観が宗教的?

 

 

前回、東洋医学の強み編でお伝えしたように、東洋医学には「人の体は自然とともに存在している」、「人の体の原理と自然の原理は同じ」という考え方があります。この考え方は、どこか道徳的・宗教的で医学という分野で受け入れにくい方もいるかもしれません。ではなぜ、このような考え方が生まれたのでしょうか?東洋医学は何百年、何千年を経て体系立てられていきましたが、それ以前、まだ医学というものが明確でなかった頃はどうだったのでしょうか?これは、イメージしてもらいやすいかと思いますが、病気や災いが起こると人々は、神や自然に対して祈りを捧げることで問題に対処できると考えられていた時代がありました。そこから、宗教や医学、またはその他の分野に枝分かれしていったと考えられます。その一番根本的な部分が、西洋医学にはない、東洋医学のみに見られる「思想」ということになります。

このようなことも、まだまだ科学的な裏付けが不十分なために認知されにくい要因になっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

まとめ

東洋医学の弱点は、一つ目として、緊急性の高い症状に対して手立てが少ない、または難しい場合があるというところです。2つ目は、術者によって効果が全く異なるので、患者側からすれば選ぶのが難しいということが挙げられます。そして、なかなか西洋医学のように一般的に東洋医学が広まっていかないのは、ツボや気をはじめとして「科学的に証明できない」ことも多いということがあります。

伝統医学と言われ、西洋医学が発展する以前は一般的な医療といえば、東洋医学が主流でした。しかし、西洋医学と同様、急速に発展していく現代社会において東洋医学のみでは、対処しきれない部分が大きくなっていっているのも事実です。

 

 

 

 

 

総合評価

 

 

今回までで4回にわたり、「西洋医学VS東洋医学」のタイトルでそれぞれの強み・弱みについてお伝えしてきました。ここまでご覧いただいた方はお気づきかと思います。西洋医学の強みは東洋医学の弱点を、東洋医学の強みは西洋医学の弱点を相互に補完できるのです。しかし、現状の医療の制度や認知度などさまざまな要因によって現在はそうなっていません。これは、治療を必要な人の立場からするとかなりの不利益となってしまっていると考えられます。そして、医療の制度が変わるというのはかなりの労力と時間を要するものです。ですから、まずは治療が必要になった場合、個人個人が視野を幅広く持って選択していくことが大切になってきます。そして、そのような考え方が広まれば、「西洋医学」「東洋医学」という垣根を超えて、新しい医学・医療が発展していくのだと思います。

 

 

次回は、今回お伝えした東洋医学の独自の概念「気」というものが、何かということをお伝えして行こうと思います。少し怪しい…でもなんとなく興味があると思っている人も多いのではないでしょうか?「気」という考え方をうまく取り入れ、健康に活かしていただければと思います。お楽しみに^ ^

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