太っているから膝が痛い?膝が痛いから太っている?
「人は太っているから膝が痛いのか?膝が痛いから太っているのか?」
「どっちや?」
「どっちも!」
・・・というCMをみなさん一度は目にされたことがあるのではないでしょうか?
個人的にはこれは半分正解で半分不正解だと思います。
では、実際はどっちでしょうか?
実際は、どちらかということではなくて、
「人は食べ過ぎるから膝が痛くなる。膝が痛くても食べるから治らない。」
だと思います。
スポーツや重労働の人を除いて、体重の増加とともに膝が痛くなる人は、やはり食べ過ぎです。
食べ過ぎるてしまうとその余分なエネルギーは脂肪になったり、血液をドロドロにしたり、カラダによくないものとなってしまいます。その結果が、太ったり膝が痛くなったりするということです。
では「膝が痛くても食べるから治らない」とはどういうことでしょうか?
それは人間も動物だということです。自然界に生きる動物は「自分で」エサをとってこなくてはなりません。
これをしなくてもいいのは人間とペットなど人に飼われている動物だけです。
では、もし野生動物の膝が痛くなったらどうなるでしょうか?
答えは簡単で、痛くて動けないのでエサをとりにいけないので食べられません。
食べられなければ、自然と体重も減るでしょうし、その結果体の負担も減って膝の痛みも治ります。
そしてまたエサをとりにいけるということになります。
これが動物の自然な生き方ですが、仕事や生活があるとなかなか人間に当てはめるのは難しいですね。
しかし、これは何も膝の痛みだけではありません。体の不調、痛み、病気、全てに言えることだと思います。
もしそういうことが起こったとしたらそれをきっかけに生活習慣を少し見直すのもいいのではないでしょうか?
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