ギックリ腰になったら温める?冷やす?
こんばんは!
腰痛相談員 三浦です。
12月に入り、気温がぐっと低くなってきましたが、みなさま体調はいかがでしょうか?
この季節最も注意したいのが突然の「ギックリ腰」です。
気温が低くなって筋肉が硬くなりやすいのは、もちろん大きな原因となります。
プラス、特にこの年末年始は忘年会にクリスマス、また忘年会にお正月、そして新年会と暴飲暴食しやすく、生活リズムも大きく崩れてしまう季節です。
私は違います…という方は大丈夫かもしれません(笑)
そうだという方は要注意です。
内臓に過度の負担をかけてしまうために、周りの腰が硬くなり、急なギックリ腰に襲われる危険性が高くなります。
もちろんギックリ腰にならないためにその事を踏まえて過ごしていただくのが一番です。
しかし、予定が入っていて仕方ない方、楽しみにしている方もいるかとおもいます。
ですので、今回はもし、ギックリ腰になってしまった後の対処法についてお話ししていきたいと思います。
ギックリ腰は「急性腰痛」ともいい、「腰椎捻挫」という診断名がつきます。
捻挫というとよく足首を捻ると腫れるのでアイシングして冷やすイメージを持たれる方も多いかと思います。
でも腰痛というと温めると楽になると思われるでしょう。
ではギックリ腰の場合は一体どっちなのでしょうか?
答えを先に言うと「温める」です。
これは専門家でも間違いをしてしまうケースが非常に多いです。
少し前までは、ギックリ腰は急性的なもので炎症が起こっているから、冷やすものだと考えられていました。
しかし、そこに落とし穴があったのです。
そもそも、ギックリ腰とは突然、急激な腰痛に襲われる症状ではありますが、その「前段階」が必ずあります。
仕事が忙しかったり、休みがなかったりなど、過度の疲労や負担がかかっていて、必ず筋肉が硬くなっています。
それは腰だけに限らず、全身的に硬くなってしまっています。
ですから、そのように筋肉が硬くなって起こってしまったギックリ腰は、冷やすとさらに筋肉を硬くする可能性があるので、温めて筋肉の緊張を緩めてあげる必要があります。
この様な理由でギックリ腰になったら、「温める」事を優先した方がよいのです。
また最新の研究ではアイシングは効果がないということも言われています。
この事はまた別の機会にお話しできればとお思います。
何よりまず、ギックリ腰にならないことが大切ですので、「少しおかしいな?」「最近忙しいな」と思われる方は早めのケアをしていきましょう。
松山鍼灸整骨院はギックリ腰の患者様、ギックリ腰になりたくない患者様ともにサポートしていきます。
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