ロキソニンよりも、まずこの「ツボ」を
こんにちは^ ^
松山鍼灸整骨院 三浦です。
徐々に春の訪れを感じる日も多くなり、本格的な春が待ち遠しいこの頃ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
今回はそんな季節の変わり目で頭痛や腰痛など体調が変わりやすいこの季節に、助けとなってくれる痛み止めのお話です。
頭痛、腰痛、生理痛など様々な痛みに対して効果を発揮する「ロキソニン」。
飲んでから、短時間で効き目があってるのでつらい痛みが出た時はありがたいですよね。
病院でも処方されるし、ドラッグストアでも手軽に購入できるので、便利で常備薬になっている人も多いのではないでしょうか?
しかし、便利で効果の高いロキソニンですが、怖い副作用もあるのです…。
知ってるようで知らないロキソニンの副作用
発生頻度 | 内容 |
0.1~1%未満 | 腹痛、胃部不快感、食欲不振、悪心・嘔吐、下痢 |
0.05~0.1%未満 | 消化性潰瘍、便秘、胸やけ、口内炎 |
0.05%未満 | 消化不良 |
頻度不明 | 口渇、腹部膨満(お腹がふくらむ) |
ロキソニンの説明を見ると、このような副作用が書かれています。
代表的なものは胃腸などの消化器系に対する障害です。
発生頻度を見ると1%未満のものが多いのでそれほど高くないように思われるでしょう。
しかし、これはあくまで「短期的な服用」の場合のものです。
長期的、数ヶ月から数年に渡って使用している人も少なくないこのロキソニンには、この他にも重篤な副作用が懸念されています。
具体的には…
・大腸閉塞
・小腸閉塞
・うつ病
・更年期障害
・がん
etc…
腸閉塞はやはり消化器官に負担をかけるロキソニンの副作用の特徴でもあります。
うつ病や更年期障害につながるのは、痛みを止めるためにはホルモンや自律神経にもかなり影響を与えるためです。
そして、その結果、免疫機能の低下につながりがんのリスクも高まるというわけです。
「クスリはリスク」
どの様な薬でも必ず副作用があり、それは効果が高い、即効性がある薬ほど大きくなります。
海外ではロキソニンは飲まれていません。
ロキソニンの服用者が、世界的に見ても特に多いのが日本です。
これは、ドラッグストアでも市販されていることが大きいでしょう。
しかし、欧米では、ロキソニンの副作用が大きいという理由で鎮痛薬はもう少し軽度のものを使用しているようです。
市販はあまりされていません。
ロキソニンが爆発的に広まったのはここ10年~15年くらいのことです。
これは市販で買えるようになったことと、CMなど広告宣伝の力がかなり働いています。
最近ではネットでも買えるようになり、ますます身近な薬になっています。
ロキソニンとの上手な付き合い方
ここまでは、副作用やリスクを強調してお伝えしました。しかし、
仕事などでどうしてもという時、その利便性が大きいこともまた
事実です。
では、どのようにロキソニンを使用すればいいのか?
まず、第一に「長期的な服用は避ける」。これが絶対です。
目安としては1日に1回の服用で3日間まで。
これを超えてもまだ痛みが続くようであれば、それは別の選択肢を探さなければいけません。
そもそも「痛み」とは体が「もう限界だから休んで」、「生活が乱れているから見直そう」というサインなのです。
痛み止めとはそれを無視する行為でもあります。
そしてそのツケはいつか支払わなければなりません。
それが「副作用」なのです。
ロキソニンよりもまずこの「ツボ」
東洋医学では、頭痛、腰痛、生理痛などの痛みに対応する「ツボ」があります。
その中でも、今回は「まず困ったらこのツボ」というところを症状別にお伝えしていきます。
胃痛、生理痛、胸の痛みに「足三里」
腰痛、背中の痛みに「委中」
目の痛み、歯の痛み、顎の痛みに「合谷」
頭痛、首・肩の痛みに「列欠」
*ツボの押し方
グーとイタ気持ちいいくらいのところま押したら、そこで10秒~30秒キープしてください。
これを5~6セット繰り返します。
深呼吸しながらするとなお良いでしょう。
ボールペンなどの先の丸いもので押してあげるのも良いですが、硬いもので刺激する場合はやりすぎてしまうので注意が必要です。
手のツボはデスクワークなどの合間にもできる簡単なポイントですので、気が付いたら実践してみてください。
松山鍼灸整骨院の実際の治療では、このツボの効果をさらに高めていきます。
ツボの組合せや全身的なバランス調整を整体、針治療、骨盤調整で行っております。
頭痛、腰痛、生理痛などで「薬が手放せない」とお悩みの方はご相談ください。
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