花粉症はいいことなし?
こんにちは、酒井です。
今回は花粉症に関する内容です!
当院にこられる患者さんは季節ごとに特にこんな症状の人が多いという特徴があります。
例えば夏は冷たい飲み物を飲みすぎてぎっくり腰を起こしたり、マラソン大会シーズンでは肉離れ等です。
今多く来られる患者さんは花粉症をおもちの方々です。
花粉症の方は鼻づまりやくしゃみの影響で首や肩が緊張しますし、眠りの質も悪くなる為に体の不調も起こしやすくなります。
僕自身も花粉症やアトピー性皮膚炎等のアレルギーを子供の時から持っている為に今まで辛い思いをしてきました。
アレルギー体質改善の為に食事に気をつけたり花粉症症状に効果的なツボを刺激する等して以前より症状は軽くなってきました。
そんな僕ですが最近ふと疑問に感じた事がありました。
それは…
『花粉症って良いことないの?』
なんでこんな事を考えたかというと花粉症を含めたアレルギー疾患は免疫が過敏に働いた病気だからです!
免疫は体にとって重要な働きです。
体の中に風邪のウイルスやバイ菌が入ってきた時には免疫システムが働き体が負けないように防衛反応をしてくれます。
この免疫が働きにくくなるのが、エイズや末期ガンです!
こんな体にとって大事な免疫システムですが、体に害がそれほど無いような花粉や食べ物に対して過剰に反応してしまうのがアレルギーといわれる病気です!
体を守るための免疫が、逆に体を苦しめのは矛盾してますよね!
しかしここでアレルギーでお悩みの方に朗報です!
アレルギー体質の人はガンや脳腫瘍になりにくいという研究報告があります!
全てのガンではないですが例えば大腸ガンや胃ガン等で特に膵臓ガンは57%ともガンになる確率が減少するそうです!
これはアレルギー体質の人は体に害の少ない花粉や食物に過敏に反応する半面、体にとって本当に害があり時として人の命を奪う可能性のあるガン細胞に対しても過敏に反応し免疫システムでガン細胞を破壊してくる為です!
この話を聞いたときは今までアレルギーと共に歩んだ人生が少し報われた気がしました❗
しかし決してガンにならないというわけではないですし、暴飲暴食や生活の乱れは様々な病気の原因となります!
バランスの良い食事や適度な運動、そして質の良い睡眠を意識して生活し、お金では手にはいらない健康を作っていきましょう!