この時期に流行る…「風邪」ってなんて読むでしょう?
こんにちは。
松山鍼灸整骨院の田村です_φ( ̄ー ̄ )
だんだん寒さが増して
やっと木々たちが黄色く色づいてきましたね。
つい何週か前、朝晩と昼との気温差で
風邪をひいてしまいました…( ̄^ ̄)
そんな今回はカゼについて
鍼灸師らしく!(笑)
真面目に!(笑)
東洋医学的にお話していきます٩( ‘ω’ )و
風邪(かぜ)と風邪(ふうじゃ)
東洋医学では様々な症状を引き起こす要因を【邪】と表します。
邪は「風・暑・湿・燥・寒・火」と6つあり、
風邪(ふうじゃ)、暑邪(しょじゃ)、湿邪(しつじゃ)
…と、邪をつけて呼びます。
また、これらをまとめて「六淫(りくいん)」といいます。
六淫の中でも代表的なのが『風』です。
つまり風邪のことです(^ ^)
風邪をひく、という言葉がありますが、
このカゼは東洋医学の
風邪(ふうじゃ)からきているのです。
風の性質
自然界の風でいうと、
吹いたり止んだりして流動性があり、
木を揺らしたり、ものを吹き飛ばしたりしますよね。
風邪に冒された人の体でいうと、
急に発症したり、変化も多く
すぐ治ったり長引いたりします。
このように風邪は自然界の風の性質に
似た症状が出るんです(°_°)
風邪は一人が嫌い?!
風邪は肩甲骨あたりのツボである
『風門』と呼ばれるツボから侵入します。
例えば 、
背中がぞわぞわして
寒気がするなと思ったら
風邪をひいていた!
といった経験ないですか(・・?)
この場合は『風邪+寒邪』
つまり、風寒邪が
身体に侵入していると考えます。
風邪とともに侵入してきた寒邪が
皮膚や粘膜を冷やしてしまい、血行が悪くなります。
その結果、免疫力が下がってしまうのです。
冬場のカゼのほとんどは風寒邪のパターンです。
なんとなく想像できたでしょうか??
このように、風邪は他の邪と合わさって
身体に影響を及ぼすことが多いのです(>_<)
風吹かれ続けるとどうなるか?
先ほど自然界の風と
風邪の性質についてお話ししました。
風は木を揺らしたり、
ものを吹き飛ばしたりしますが
風が身体に当たり続けると
身体にどんな変化が出てくるでしょうか?ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
まずは身体の熱が奪われていきますよね。
次に、皮膚や粘膜の水分が奪われ、
だんだん乾燥してきます。
乾燥してくるとどうなるか…?
鼻水や唾液が出にくくなり、
ウイルスや細菌の侵入を許してしまいます。
そう考えると…
春一番と言われるように
風が強く吹く3〜4月頃、
空気が乾燥してくる10〜11月頃、
冷えが厳しい12〜2月頃に
カゼを引く人が多いのも納得ですよね!
まとめ
長々と説明していきましたが…
季節に伴う気候の変化、
また風や乾燥、気温の変化などの外的要因が
東洋医学的に考える『風邪』というわけです。
外からの要因でカゼをひくなら
外からの攻撃から身を守れば
カゼひかないんじゃないか?!
うんうん、そうですよね…。
もちろん!ちゃんと予防方法も
治療方法もありますd( ̄  ̄)
今回は長くなってしまったので(汗)
次回!カゼの予防法や治療法を
みなさんにお伝えしたいと思います(*^o^*)
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